11月5日、ドナルド・トランプ米大統領が、就任後初めて来日し、日本の安倍晋三首相、松山英樹プロと共にゴルフのラウンドを楽しんだことが、世界各国の多くのメディアに取り上げられました。世界ランキング第4位のヒデキ・マツヤマの名は、ゴルフファンのみでなく、世界中の人々に広く知れ渡ったことと思います。
トランプ大統領と言えば、自他ともに認めるゴルフ好き。松山との同伴は大統領の強い希望から実現したのだそうです。
今年2月に安部首相が訪米した際にも、自身が所有するゴルフ場でプレーを楽しみ、その際には世界ランク1位になったこともあるプロゴルファー、アーニー・エルス(南アフリカ)が同伴しました。
ちなみに現在、大統領自身が世界中に所有するゴルフ場は20近く。広大で美しいコースばかりで、その半分以上は完全にメンバー専用。会員権が30万ドルもするようなクラブや、中にはトーナメントコースもあるそうです。そんなコースで実戦でのトレーニングができるなら、短期間でのスコアアップが叶うかもしれませんね。
今回3人で回った霞ヶ関カンツリー倶楽部は、2020年の東京オリンピックでゴルフの開場予定となっている日本を代表する名門コースです。今回の首脳会談の橋渡し役として貢献した松山は、「アスリートとして大変光栄。貴重な経験をゴルフ人生に生かしたい」と発表しました。きっと3年後にこの場に戻り、「貴重な経験の成果」を魅せてくれることでしょう。