結果発表

2014年8月竜王ゴルフ月例コンペ成績上位者画像

ゴルフ名言こぼれ話

このコーナーでは、ゴルフ界を牽引する世界の名選手や往年の名手が語った珠玉の名言を、隔月で紹介していきます。ゴルフ界を席巻し、名を馳せた名プレイヤーの才能と人間味が感じられる、数々の魅力的な格言。これらの言葉の生まれた背景には、彼らの人格、品性、生き様などが映し出されているようです。その技術、体力、精神力を言葉から紐解いて、ご自身のゴルフ魂に火を灯してみては。

第2回ボビー・ジョーンズ

第2回目の「名言こぼれ話」は、1930年に当時の世界4大タイトルであった『全米アマ』『全英アマ』『全米オープン』『全英オープン』を制覇した唯一のグランドスラマー、ボビー・ジョーンズです。
年間グランドスラムを達成した7週間後、28歳で現役引退を表明したあとも、本職の弁護士業務に専念する傍ら、メジャートーナメントのひとつとなったマスターズの創設とその後の発展、世界一のゴルフコース、オーガスタ・ナショナルの設計に関わるなど、ゴルフ界をリードする存在でした。知性と教養に富み、思慮深く、フェアプレーとスポーツマンシップの持ち主として尊敬に値する彼の品格が、数々の言葉から感じ得られるはずです。

 

よいタイミングは、決して早急なスイングからは生まれない。

―ゴルフスイングに重要なものは、よいタイミングでクラブが振られることである。早いテークバックからは、よいタイミングは生まれない。早いスイングは、クラブヘッドが正確な軌道をたどれないこと、インパクトで最大のヘッドスピードを出すことができない欠陥がある。 打ち急がず、ゆっくりとしたタイミングで、一球一球大切に振ることからナイスショットは生まれるのだ。

 

多くのショットが最後の瞬間にめちゃくちゃになる。あと数ヤード距離を飛ばしたいと欲張るために。

―最後にもう少し飛ばしてやろうなどという試みは、今までのショットを台無しにしてしまい、結果失敗に陥る。無心に、ただただ今のショットだけに集中してボールを打て、ということだろう。しかし頭ではその理論を理解はできたとしても、実際にどのような意識で何をすればよいのか、実行は難しいといえる。 毎回のショットで、無我夢中に一生懸命クラブを振ろうなどということは、一介のゴルファーにとってはできようがない。なぜならゴルファーがスイングするとき、ミスショットへの不安、身体の動かし方、距離や方向など、様々なことを考える傾向にあるからだが、そのことにすら気づいていない場合が多いからだ。

 

コースに出る前はいつも緊張した。そうでなかったら何もできなかっただろう。なにも感じない日は勝てなかった。

―勝負を前に、不安を感じること、自信に満ちてくる感覚など、さまざまな感覚が湧いてくるということだろう。精神を集中させて気を引き締め、気合を入れてベストな状態に追い込んでいくことで、いまだ誰にもなし得ない、ビッグタイトルを得ることになったのだろう。

 

私はオールドマン・パーを発見してから勝てるようになった。

―若いころは、思い通りにうまくいかないと、ゴルフクラブを投げつけるようなプレーヤーだった。1921年の全英オープンでは、大叩きしたことに腹を立て、スコアカードを破り捨てて最後までプレーすることなく棄権してしまう。その後、USGA会長から、今のままでは今後USGA主催のトーナメントへの出場を許可することを認めないというような内容の手紙を受け取り、深く反省することになる。
以降、「オールドマン・パー(パーおじさん)」理論のゴルフ哲学をもつ。自分を見失いがちな時、本来の相手(コースのパー)を目標にすることで、同伴者に惑わされることなく自分のプレーができるようになるのだ。

 

人生の最後に一番大事なのは、どれだけの財産を得たか、ではない。何人のゴルフ仲間を得たかである。

―ジョーンズはゴルフ史上、空前絶後の大記録を残した。しかし、そのことよりも、晩年ゴルフ友達と過ごした日々の方に価値があるという。

ジョーンズは早々に現役を引退し、晩年は、故郷のアトランタで何人かの親しい友人とゴルフに興じて人生の幕を下ろした。マスターズ創設の発端は、故郷にゴルフコースをつくり友人を招いてゴルフをしよう、というのが始まりだったそうだ。またそれを発案し、盛り立てていったのもゴルフ仲間だったのである。

 

ボビー・ジョーンズ Bobby Jones プロフィール

本名は、ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア(Robert Tyre Jones, Jr.)。アメリカ・ジョージア州出身のゴルファー、弁護士。9歳でジュニア競技にデビュー。1923年、21歳で全米オープン優勝後、メジャー競技に13勝。1930年、年間グランドスラムを達成後、28歳の若さで引退。翌年、アリスター・マッケンジーとオーガスタ・ ナショナルGCの造成に着手。34年、マスターズ・トーナメントの第1回大会となる招待競技を開催。球聖として世界中のゴルファーから尊敬されている。

2024年9月結果発表

2024年8月結果発表

2024年7月結果発表

2024年6月結果発表

2024年5月結果発表

2024年4月結果発表

2024年3月結果発表

2023年11月結果発表

2023年10月結果発表

2023年9月結果発表

2023年8月結果発表

2023年7月結果発表

2023年6月結果発表

2023年5月結果発表

2023年4月結果発表

2023年3月結果発表

2022年11月結果発表

2022年10月結果発表

2022年9月結果発表

2022年8月結果発表

2022年7月結果発表

2022年6月結果発表

2022年5月結果発表

2022年4月結果発表

2022年3月結果発表

2022年1月結果発表

2021年11月結果発表

2021年10月結果発表

2021年9月結果発表

2021年8月結果発表

2021年7月結果発表

2021年6月結果発表

2021年5月結果発表

2021年4月結果発表

2021年3月結果発表

2021年1月結果発表

2020年11月結果発表

2020年10月結果発表

2020年9月結果発表

2020年8月結果発表

2020年7月結果発表

2020年6月結果発表

2020年5月結果発表

2020年4月結果発表

2020年3月結果発表

2020年1月結果発表

2019年11月結果発表

2019年10月結果発表

2019年9月結果発表

2019年8月結果発表

2019年7月結果発表

2019年6月結果発表

2019年5月結果発表

2019年4月結果発表

2019年3月結果発表

2019年1月結果発表

2018年12月結果発表

2018年11月結果発表

2018年10月結果発表

2018年9月結果発表

2018年8月結果発表

2018年7月結果発表

2018年5月結果発表

2018年4月結果発表

2018年3月結果発表

2018年1月結果発表

2017年12月結果発表

2017年11月結果発表

2017年10月結果発表

2017年9月結果発表

2017年8月結果発表

2017年7月結果発表

2017年5月結果発表

2017年4月結果発表

2017年3月結果発表

2017年1月結果発表

2016年11月結果発表

2016年10月結果発表

2016年9月結果発表

2016年8月結果発表

2016年7月結果発表

2016年6月結果発表

2016年5月結果発表

2016年4月結果発表

2016年3月結果発表

2015年11月結果発表

2015年10月結果発表

2015年9月結果発表

2015年8月結果発表

2015年7月結果発表

2015年6月結果発表

2015年5月結果発表

2015年4月結果発表

2015年3月結果発表

2015年1月結果発表

2014年11月結果発表

2014年10月結果発表

2014年9月結果発表

2014年8月結果発表

2014年7月結果発表

2014年6月結果発表

2014年5月結果発表

2014年4月結果発表

2014年3月結果発表

2014年1月結果発表

ページトップへ