清々しい初夏の陽気となり、1年の中でも比較的過ごしやすい日が続きますね。快適なゴルフライフをお過ごしでしょうか。
プロゴルフツアーでは、米ツアー参戦中の松山英樹が「ザ・プレーヤーズ選手権」で22位に入り、5月14日付の男子世界ランクで世界3位になりました。日本人プレーヤーがトップ3となったのは、史上初の快挙です!ゴルフファンの皆さんにとっても嬉しいニュースが届きました。
ところで「ザ・プレーヤーズ選手権」で松山は、最終日の上がり3ホールでの猛チャージで22位フィニッシュとしたものの、それまでには紆余曲折ありましたね。
中でも3日目の13日、16番(パー5)では、ルールの認識不足からもったいないペナルティを受けてしまいました。
2オンを狙ったショットがグリーン奥のラテラルウォーターハザードへ入ったため、1打罰を加えて2クラブレングス内でドロップしたところ、傾斜を転がったためにドロップエリア(2クラブレングス)外へ出たと判断。ボールを拾い上げて再ドロップしようとしたとき同組のプレーヤーから指摘を受け、「インプレーの球を拾い上げた」1打罰をさらに加えることとなりました。
ポイントは、このドロップしたボールは、最初に落ちた(バウンドした)箇所から2クラブレングス以内にあったためインプレーとなるので、その位置から4打目を打たなければならない、ということ。
この結果、松山は5オン1パットのボギーで16番をホールアウトしました。
ちなみに指摘を受けず再ドロップして打ってしまっていたら、「誤所からのプレー」で2打のペナルティが科せられることになります。
何かと複雑なゴルフルールですが、こちらもぜひ覚えておいて、フェアプレーで気持ちよくラウンドを楽しみましょう!